函館市
函館市長 工藤 寿樹
本市は、函館山の夜景や五稜郭をはじめとする数多くの観光資源を有し、年間約500万人が訪れる国際観光都市であり、民間調査会社による「市区町村魅力度ランキング」において6度の日本一に選ばれるなど、多くの方々に非常に高いブランドイメージを持っていただいております。その一方で、毎年3,000名以上という人口減少や、高齢化、人手不足など、多くの課題を抱える課題先進地でもあります。
市では、こうした課題にITの力で対応しようと、2017年に国から「函館市IoT推進ラボ」の選定を受け、2019年には「はこだて未来AIビジョン」を策定するなど、AI・IoT・ビッグデータを核としたまちづくりをを掲げており、業種を問わずIT等を積極的に活用したいという事業者や、新しい事業にチャレンジしたいという事業者の背中を押す様々な取り組みを行っております。
「ワークラボ函館」は、実績豊富な首都圏企業であるネットリソースマネジメント社と、地域を良く知る地場のITベンチャーであるハコレコドットコム社の相乗効果によって、市の取り組みを大きく前進させるものと期待を寄せております。データの蓄積・活用による様々な地域課題の解消だけでなく、函館発の最先端事業を創出し、函館での高度人材の育成と雇用にも繋げられるよう、地域の産学官が一体となって、ともに取り組んで参ります。