2026年6月26日
旭川市立大学にて「地域×データ」をテーマとした高校生向けワークショップを実施しました
2026年6月13日、旭川市立大学において、高校1〜3年生を対象とした「AI・IoT・データサイエンス ミニキャンプ」が開催されました。
ワークラボ函館は、「地域×データで課題を解決」をテーマとしたワークショップを担当し、ワークラボ函館が函館山周辺のオーバーツーリズム対策として企画した「函館山の混雑度可視化システム」を題材に、実際に収集された混雑データを活用しました。

イベント当日の様子
ミニキャンプの前半では、「函館山の混雑度可視化システム」で収集された実際の混雑データをAPIから取得する体験を行いました。
参加者の皆さんはチームごとにPCを操作し、函館山周辺のエリアやカメラの情報、時間帯ごとの人数データなどを取得。得られたデータを確認しながら、「どの時間帯が混雑しているのか」「なぜこの場所に人が集まるのか」といった気づきを各チームで話し合い、データから地域の状況を読み解くことに挑戦しました。

後半のアイデアワークでは、地域が抱える課題を見つけ、それをデータによってどのように解決できるかを考えました。
アイデアの検討には、オープンデータやChatGPTも活用しました。ワークシートに沿って「誰の、どのような困りごとを、どのようなデータで解決するのか」を整理しながら、それぞれの発想を具体的な形へと発展させていきました。
成果発表では、観光・歴史・交通などのさまざまなテーマについて、高校生ならではの柔軟な視点を生かした多彩なアイデアが披露されました。
今回のワークショップでは、地域課題への対応を目的として企画した実際のシステムと、そこで収集されたデータを学びの題材として活用し、データを取得して終わるのではなく、そのデータから地域の状況や課題を捉え、解決策を考えるところまでを一連の流れとして体験していただきました。
最後に
今回のミニキャンプを通じて、高校生が地域課題について自ら考える機会をつくることの意義を、改めて実感しました。
特に印象的だったのは、参加者の皆さんが地域の課題を単なる「社会の問題」として捉えるのではなく、自分たちの暮らしや身近な地域と結び付けながら考えていたことです。
データやAIは、それ自体が目的ではなく、地域をより良くするための手段です。今回の体験が、データやAIの可能性を身近に感じ、地域の未来を考えるきっかけになれば幸いです。
ワークラボ函館は今後も、地域や教育機関との連携を大切にしながら、未来を担う世代の学びと挑戦を支える取り組みに積極的に関わってまいります。